園庭

2014年・夏、広い園庭にたくさんの木々と調和したアスレチック・そしてツリーハウスが完成。
他にも、築山や三輪車コースができ、子ども達が元気いっぱい体を動かせる環境が整いました。

❝三浦幼稚園❞ と聞いて思い出されるもののまず1つに、ポニーのいる園庭があげられます。
園に通っていた子はもちろん、他園に通っている子までも三浦幼稚園の園庭への思い出はあるようです。

横須賀市との市境に面している当園へは、毎日小さなお子さんから放課後には小学生までがあちらこちらから訪ねてきます。
近隣に恵まれた遊び場がないことから、地域の公園として開放しています。
60年の間に三浦幼稚園の園庭は変化し続けてきました。
時代と共にその時代の子ども達にとって必要なものを考え、作り上げてきました。
園児達のたくさんの巣立ちと共に、数々の遊具が引退の時期となってきました。
なつかしい思い、さびしい思いもある中ではありますが、いくつかの遊具に❝おつかれさま❞を言うこととなりました。
自然豊かな恵まれた環境の中で、未来の大切な子ども達に向けて、❝遊びからの学び❞をより一層すばらしいものにするための保育を、園庭をベースに行っていきたいという決意の元、60周年を記念として大きなリニューアルを行いました。

① 小さいお友だちが遊びやすい、
            ちびっこゾーン

② 運動機能に刺激をあたえる、
        運動(スポーツ)ゾーン

③ 数々の樹々に囲まれた自然の中で、
   築山を中心とした緑に親しむゾーン

そして、三浦幼稚園のシンボルとして、60周年の記念(2014夏)の年にお目見えしたのが、
明治37年1904年に植えられたクスノキを囲むツリーハウス展望デッキです。
ツリーハウスの下には子ども達の大好きな三輪車コースもでき、わくわくする場所がまた1つ増えました。
60年間にわたり多くの子ども達が親しみ、楽しんだ三浦幼稚園の園庭・・・。
その園庭への想い出はいくつになっても、人の心に残るものであると願っています。
現在の三浦幼稚園には親子2代・3代にわたり、通ってくださる方々がたくさんいます。
「幼少の頃の楽しかった、あたたかい記憶」は世代を越えて皆様の心に残っていきます。
そして、ご自身が親となり祖父母となった今、ご自分のお子さん・お孫さんへ、同じ体験をさせてあげたい。
楽しい想い出を残させてあげたい。と思っていただいているのだと思います。
60年間、三浦幼稚園の教育方針にご賛同いただき、あたたかいお気持ちをお寄せいただいている多くの皆様に、
この場をお借りして心よりお礼申し上げます。皆様のあたたかいお気持ちが、私たちのなによりのエネルギーです。